放っておくと危険!外壁のひび割れは家の寿命を縮める!?その原因と対策を解説

「最近、自宅の外壁にひび割れを見つけたけど、大丈夫かな…」


そんな不安を抱えていませんか?


外壁のひび割れは、住宅の寿命を縮めるだけでなく、住む人の健康や安全にも影響を及ぼす可能性があります。

また、マンションやビルの外壁に生じたひび割れは、美観を損なうだけでなく、建物の資産価値や入居率にも大きな影響を与える可能性があります。


今回は、外壁のひび割れが起こる原因やメカニズム、そして具体的な対策方法について解説していきます。


🏠 外壁のひび割れ、その原因は?


外壁のひび割れは、まるで建物の健康状態を知らせるサインのように、様々な要因で発生します。

代表的な原因としては、以下のようなものがあげられます。


1. 地震や地盤沈下

大きな揺れや地盤の変動によって、建物に負荷がかかり、ひび割れが発生することがあります。

2. 経年劣化

建物の構造体や外壁材は、時間の経過とともに劣化し、強度や柔軟性を失っていきます。そのため、風雨や紫外線などの影響を受けやすくなり、ひび割れが発生しやすくなります。

3. 施工不良

建物の構造計算のミスや、外壁材の取り付け方が不適切な場合、建物に歪みが生じ、ひび割れに繋がる可能性があります。

4. メンテナンス不足

外壁は、常に雨風や紫外線、排気ガスなどにさらされ、ダメージを受けています。定期的なメンテナンスを行わず、劣化を放置してしまうと、小さなひび割れから大きな損傷へと繋がりかねません。


そして、これらの原因の中でも、私たちが特に注意すべきことが 「寒暖差による膨張・収縮」 です。

モルタルやコンクリート、レンガなどの素材で作られた外壁は、気温の変化によって、まるで呼吸するように膨張と収縮を繰り返しています。

• 夏場: 強い日差しを浴びると、外壁の温度は上昇し、素材は膨張します。

• 冬場: 気温が下がり、冷え込むと、今度は逆に外壁は収縮します。


この膨張と収縮の繰り返しによって、外壁には目に見えない小さなヒビや隙間が生じ、これがやがて目に見えるひび割れへと成長していくのです。




⚠️ ひび割れを放置することの危険性


外壁のひび割れを放置すると、以下のような深刻な問題を引き起こす可能性があります。


雨漏りの発生

ひび割れから雨水が侵入し、住宅の構造材を腐食させたり、カビの発生を招いたりする原因となります。

断熱性・気密性の低下

ひび割れから外気が侵入しやすくなるため、冷暖房効率が低下し、光熱費増加にも繋がります。

建物の強度低下

ひび割れが進行すると、建物の構造強度が低下し、地震などの災害時に大きな被害を受けるリスクが高まります。

資産価値の低下

外壁のひび割れは、住宅の外観を損ね、資産価値を大きく低下させる要因となります。


🛠️ 外壁のひび割れ、効果的な対策方法は?

外壁のひび割れを防ぎ、建物を長期的に守るためには、適切な対策が必要です。


主な対策方法としては、以下の3つが挙げられます。


シーリング材の充填

比較的小さなひび割れには、シーリング材を充填する方法が有効です。シーリング材は、防水性・弾力性に優れており、外壁の動きに追従することで、ひび割れの拡大を防ぎます。

部分補修

ひび割れが部分的な場合は、モルタルや樹脂などを用いて補修する方法があります。

防水塗装

外壁全体を防水性の高い塗料で塗装することで、ひび割れの発生を抑制し、雨水の侵入を防ぎます。


どの対策方法が適切かは、ひび割れの程度や範囲、建物の状態によって異なりますので、専門業者による診断を受けることをおすすめします。


🛡️ 「防水工事」で住まいを雨水の侵入から守る!

外壁のひび割れ対策として、特に重要なのが 「防水工事」 です。


防水工事は、建物の屋上や外壁、ベランダなどの表面に防水層を設けることで、雨水の侵入を防ぎ、建物を湿気から守る工事のことです。


「うちはまだひび割れが小さいから…」と安易に考えていませんか?


防水工事は、目に見えるひび割れ対策だけでなく、

・目に見えない初期の劣化を防ぐ

・建物の寿命を延ばす

・快適な居住空間を維持する

といった効果も期待できます。


✨ 早めの対策が安心・安全な暮らしを守る!

外壁のひび割れは、放置すると深刻な問題に発展する可能性があります。


「まだ大丈夫」と自己判断せず、早めの対策を講じることが、安心・安全な住まいを長く維持する秘訣です。


有限会社橋本工業では、お客様の住宅の状況や、マンション・ビルオーナー様のご要望に最適な、防水工事や外壁補修をご提案させていただきます。


まずはお気軽にご相談ください!